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良い講師の見分け方
今は塾業界も(なんとなくではありますが)再編の時期に来ているように思います。お子さんの数が減少している関係から、中小の塾にはかなり苦労しているところもありますし、大手もけっしてのんびりとは構えていられない状況です。そんな中、各塾ともに様々な工夫を凝らして生徒を確保しようとしています。

しかし、そんな情勢だったとしても、親の立場で見れば我が子はたった一人です。可能な限り子供にとって良い教育が与えられることが最大の目的である点に変化はありません。

大手進学塾はコンテンツ(教材や授業の組み立てなど。教えていくシステム)は確かに充実しています。またきらびやかな実績も掲げています。しかし、注意して欲しいのはそんな大手であってもやはり地区や教室間の格差は存在する、ということです。全体として実績があっても、その地区の教室はちょっと・・・という場合も多々あります。

そうした差が生じる原因は、結局のところ教えるという行為が講師の資質に左右される部分が大きいからです。いくら名前が売れていて実績のある塾でも、たまたま今ひとつの先生に当たってしまった場合はお子さんには向かない、ということになってしまいます。
では、良い講師とはどのような講師を言うのでしょうか。

進学塾、教室型授業の場合
かつては進学塾の先生というと、厳しく出来ない子を叱って勉強させる、というイメージでした。しかし、そうした手法では今の子供はついてこない、という事実が浸透したのか、最近はそうした先生は少なくなってきています。

代わりに、講師のカリスマ性とでも言うべきものが、求められています。集団としての子供たちを上手にノせて、本来苦行である勉強に向かわせていくタイプの先生ですね。S、Wといった大手進学塾は、全体として講師の授業方針をこうした”子供をノせる形”に切り替えてきているようです。良い先生であればあるほど、子供が面白いと感じる授業をし、記憶に残るような教え方を様々に工夫しています。

ですから、通いはじめてすぐお子さんが先生の名前を覚えてしまうような塾は、良い塾と言えるでしょう。逆に、通い始めてしばらくしても、お子さんから見て先生の印象が薄い場合は、良い授業は行われていません。

ここで注意して欲しいのは、最近の塾は若干子供に媚びる傾向がある、ということです。フレンドリーではあっても子供に甘く、お子さんが気に入っていても成績は伸びない、というタイプの塾もありますので、お子さんから様子を良く聞きだすようにしましょう。

個別指導型塾や家庭教師の場合
アークもこの個別型に含まれますね。ここで述べることは自分への戒めにもなりそうですが(笑)
個別指導型の先生の場合、授業型とはまた違う資質が求められます。もっとも大切なのは、”子供が理解できているか”です。
個別に通うお子さんは、自分なりの解らないポイントやカベを克服するために来ているのですから、マニュアルどおり、誰に対しても同じ授業をしたり、自分の考え方、解き方を押し付けてくるタイプの先生は良いとはいえません。
間違え方一つにしても、そこからお子さんが理解していないポイントを見抜いたり、どこがわからないのかわからない、という状態のお子さんを見て、問題点となっているポイントが見抜けること、が個別型の先生に求められる資質でしょう。子供がどうしてそういう間違いをしたのかを理解し、(これが子供目線ですね)その上で改善すべき点を教える(これが大人目線です)。その両方を上手に使いこなせている先生が理想です。

ただ、個別型の場合、子供に対してフレンドリーであったり、友人のように気さくな関係になったり、という傾向は教室型より強いです。(殆ど子供を叱らない、という塾もけっこう多いです)ですが、一緒に勉強していて楽しいだけが良い先生というわけでもありません。ある程度子供を理解しつつも、要所要所は厳しく見られる、という部分は必ず必要です。

最後に、家庭教師の先生の場合、殆どが現役の大学生だと思います。
ここで注意して欲しいのは、
大学が名門だからといって、教えるのが上手とは限らない
という点です。某わたしの母校でも同じく家庭教師をやっている学生はたくさんいましたが、実際に子供目線で上手に教えられている、という人は決して多くはありませんでした。
家庭教師の場合、むしろお子さんの志望と共通点が多い事、子供をきちんと見られる人柄であることなどを重視すべきです。
高校受験の家庭教師に中高一貫校出身の学生をあてる、ということをすると、経験のない学生の場合、頓珍漢な教え方をしていることがあります。中学受験の指導であれば、逆に一貫校などで受験を実際に体験している学生のほうが、体験を踏まえた授業をしてくれるはずです。

12:42, Wednesday, Apr 02, 2008 ¦ 固定リンク ¦ 携帯

 


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