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時計算、というジャンルが小学校四年生の算数にあります。 ”3時40分の35分後は何時何分でしょう?” という系列の問題です。
教科書内容のみやっていくとそこで一回出てくるだけなのですが、中学入試では角度、速さの問題と融合して(若干古典的ですが)中々難問を生み出すジャンルになっています。
ところが、今の小学生を教えていると、初歩の時計の計算でかなりもたつきます。例えば、上の問題であれば 「3時40分+35分だから、3時75分。一時間は60分だから繰り上げをして4時になって、75−60で15分」 こういう計算をしてしまいます。
”何が悪いの?”と思われるかもしれませんが、この程度の問題であれば、時計の文字盤をイメージして、 ”3時40分 = 4時まであと20分” 従って35−20で4時15分、で済みます。
最初のやり方ですと、まず1時間=60分を忘れていれば手が出ませんし、足し算ならともかく引き算の時にかなり苦労します。
”午後1時25分の160分前は?” この問題だと時計の文字盤をイメージできているか否かで、子供のやることがかなり変わってしまうのです。
まず160分=2時間40分の計算。 これを午後1時25分から引くわけですが、文字盤がイメージできていない子の場合、”午後だから・・・24時間制に直して13時25分” とやらなければ引けません。 つまり、24時間制の概念を理解していなければ解けないのです。
文字盤がイメージできている子の場合、”一時の前は12時”が自然に想像できますから、 ”二時間戻して午前11時25分。そこから40分引くと、11時から15分戻るから10時45分” がすらすらと進みます。
今のお子さんは、デジタル表示に慣れすぎていて、アナログの時計を見なくなっているようです。これは、時計算にとどまらず、例えば入試の時間配分の際にも、残り時間がどのくらい、という点を直感的にイメージ出来るか否か、というのは大事な要素になります。
デジタル時計のほうが、色々な機能がついていたりしてお子さんが欲しがるかもしれませんが、入試をお考えの場合、買い与えるのはアナログ時計のほうが良いでしょう。
最近は携帯の時間表示もアナログ表示に出来る機種が多いので、携帯を持たせているご家庭ではそうしたところも工夫できると思います。
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13:35, Friday, Apr 11, 2008 ¦ 固定リンク
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