|
英語の苦手克服法、二回目です。
先日は、今の英語の学校教育は文法事項が(以前と比べ)薄い、という事を書きました。文法事項を意識しないと、中2の始めあたりで英語が苦しくなってきます、という話でしたが、今日はもうちょっと具体的なお話です。
中学生レベルの英語の文法で、もっとも意識しなければならず、かつ良く出題されるものは何か、それは動詞です。 語形変化にしても、構文の書き換えにしても、全ては動詞が中心に動いていきます。 従って、 苦手を克服するためには、まず動詞から というのがポイントです。
英語嫌いの子がぶつかる壁は 中1の三人称単数現在形 中1〜中2の過去形 助動詞の使い方 上記のいずれかのはずです。いずれも 動詞を見分け、変化させなければならない文法事項 であることがわかると思います。
たいして難しいルールでもないのに・・・と思われるかもしれません。 英語を既習されている人にはわかりにくいかもしれませんが、実はこうした文法事項でハマっている子というのは 英文の中で、どれが動詞なのか見分けがついていない という場合が殆どなのです。
実際、努力家で英語の成績も決して悪くないのに、中々上位にいけない子がいました。その子がある日 busied という単語を書いてしまいました。形容詞のbusyを、規則動詞のルールで過去形型にしてしまったわけです。
いくら基礎に戻って教えているつもりでも、動詞の識別、という点に関してはついつい既習者は”見ればわかるよね?”とやりがちです。
ところが、実際に子供が苦しんでいるのは、動詞を変化させるルールではなく、どれが動詞なのか見分けがつかない、という点なのです。
こうした弱点を克服するためには、 1 動詞を覚える 2 覚えた動詞を使って文章を組み立てる
この二段構えの手法が有効です。見分けがつかないからといって、ただ動詞をひたすら暗記していたのではダメです。
例えば、makeという動詞を覚え、過去形がmadeであると覚えたら あなたは毎朝ケーキを作ります。 あなたは毎朝ケーキを作りますか? はい/いいえ。 あなたは毎朝ケーキを作りません。 彼女は毎朝ケーキを作ります。 彼女は毎朝ケーキを作りますか? はい/いいえ。 彼女は毎朝ケーキを作りません。 彼女は今ケーキを作っているところです。 彼女は今ケーキを作っているところですか? はい/いいえ。 彼女は今ケーキを作っているところではありません。 彼は昨日ケーキを作りました。 彼は昨日ケーキを作りましたか? はい/いいえ。 彼は昨日ケーキを作りませんでした。 ・・・・・・ このように、ひたすらmakeを使う文を作らせていきます。 〜できる(canの構文)、〜するつもりです(will、be going to)など 学年の進度に応じて、作れる文の種類も増えていきますが、 原則として、肯定文、疑問文と答え、否定文 のセットを作っていくという形で練習するのもポイントです。
三年生になれば、これに現在完了、(作れない場合もありますが)受け身の文、なども混ぜてあげます。 また、多くの子が苦手な疑問詞(what,whoなど)の使い方も、最初の一つ目の例文の作り方次第で混ぜることが出来ます。
一つの新しい動詞が出てくるたびにこうした練習をしていけば、文法のルール、特に文章中の動詞の位置を覚えながら、その動詞の活用法まで覚えられるのです。
|
14:20, Saturday, Apr 12, 2008 ¦ 固定リンク
¦ 携帯
|
|