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都立高校の近年の入試事情においては、独自問題を導入した学校と共通問題を使用している学校との入試レベルの格差が次第に明らかとなっています。無論、入学してくる生徒のレベルをあげるのが独自問題導入の目的ですから、それはそれで構わないのですが、背景には子供と関係ない理由もあるようです。
大手進学塾のHPやパンフレットなどを見ますと、開成や慶應女子の進学実績とともに、都立独自校の名前も上がるようになってきました。本来これらのレベルの受験生は都立入試にはあまり流れてきていなかったのですが、独自入試導入で日比谷や西、国立といった都立伝統校の偏差値が上がった結果、 進学実績のために、私学希望の子に滑り止めで都立を受けさせる という学習塾が増えてきたようなのです。
中学入試では良く起こる現象なのですが 上位校の滑り止めに適した学校と目されると、偏差値が上がる ということが、都立独自校では起こっているようです。
本来の都立志望のご家庭にとってはかなり失礼な話になりますが、現実として入試の際には同じレベルで受けなければなりません。 実際、導入当初は50前後だった都立独自校の数学の合格平均点は、年々上がってきています。 これにより独自校合格者のレベルが上がり、進学実績なども上昇してくれば学校としては良いのでしょうが、今、都立上位校を第一志望にしている子にとっては、いくら学校で好成績でも 通常の都立一般向けの対策では合格が難しい ということになります。
志望校選びの段階でも、一般入試の最上位校と独自校の差は、必要内申点よりはるかに大きい、とお考え下さい。進学塾通いをしないとキツイ、とまでは言いませんが、教科書レベルの問題が完璧であっても、独自校問題には対応できません。 むしろ、私学上位校も併願に据えて、そのレベルでの対策をとったほうが無難です。そうすると、大体夏休み前までに中3内容の予習を済ませ、過去問対策を早めに始めることは必須となります。
ちなみに、都立独自校は、数学英語などは国立高(筑波、学芸など)と傾向が似ている学校が多いので、これらの学校の過去問を対策として使用することも出来ます。
また、内申点が非常に高い、例えばオール5に近い成績を維持しているお子さんなら、これに委員活動や英検、漢検、数検などを加えて、推薦入試狙いに切り替えるのも手です。(逆にいえば、オール5であっても推薦確実とはいえないレベルだ、ということなのですが^^;)
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13:50, Saturday, Apr 19, 2008 ¦ 固定リンク
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