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以前、都立の理社対策で 原則は直前のやり込みで大丈夫 というお話をしました。原則としてはそれでよいのですが、理科も社会も本来高校では幾つかの科目に分かれるジャンルを一つにしていますので、科目毎にどうしても得意不得意が出てきます。
社会の場合、都立受験で要注意なのは、やはり地理です。 理由は、学習するのがおおむね中1の時期だから。中学校入りたての学年ということもあり、学校の先生の裁量で、中1の地理の授業というのはどうしても若干やさしめになってしまいます。
実際、ヨーロッパについて学習する単元であっても、学校によってはドイツしかやっていない、とかEUとしてまとめてやってしまい国別は名前すら定かでない、というケースは沢山ありました。
以前都立は選択が中心なので、極端な丸暗記は必要ない、という旨お話しましたが、さすがにやっていない国や単元があった場合は、入試直前でかなり戸惑うことになります。 地理は、一番全体像が把握しづらい科目 なのです。
そこで、せっかくGWも来ることですので、余裕のある中3は一気に地理の復習をしておくことをお勧めします。極端にやりこむ必要はありません。おおまかな内容が頭に残ればよいのです。
方法としては、人によって向き不向きがありますので、ふたつ、紹介したいと思います。
1 地図を書く! ドラマのドラゴン桜で有名になったイメージツリーをご存知でしょうか。世界史の勉強法として紹介されていましたが、一つのキーワードから始めて、ある単元の内容を人物相関図のように一枚の紙にまとめてしまう、というものです。 これは、その紙を見ることよりも、むしろ一枚の紙にいかに解り易く内容をまとめるか、という作成の作業が勉強になる、という発想です。 (一部の塾ではこの手法を商品としているところもあるようですが^^;)
これを中学の地理にあてはめると、地図をかけ、ということになります。 まず世界地図。次に北アメリカ、中国とアジア、ヨーロッパ、アフリカ、南米、オーストラリアの各大陸、最後に日本地図ですね。
これらを地図帳を見ながら一枚の紙に手書きし、そこに自分が必要と思う内容を教科書や参考書(暗記用の小さなもので構いません)を書き込んでいくものです。
地理は、言葉だけ覚えても位置関係が把握できていないと全く始まりませんから、これを手書きすることで作業自体が勉強になります。
時間が無い人や手書きに自信の無い人は、市販の白地図を使っても構いませんが、あまりおせっかいな内容でない、出来るだけフリーな白地図を使うようにしてください。
2 暗記本+やさしく薄い問題集二冊 よく、受験対策問題集のコーナーに売っている、手のひらサイズの小さな暗記本があります。おそらく受験生なら一冊二冊は購入しているかと思われますが、あまり有効に活用できている人はいないのではないでしょうか。暗記本は確かに簡潔にまとめてありますが、最近は赤シート付属のものなど、 覚える内容が出版社によって固定されている タイプが多いです。これが、相互関係の把握を妨げ、言葉だけ覚えるという結果をもたらします。
そこで、薄くてやさしめの問題集を二冊(同じくらいのレベルで、べつのもの)を用意してください。 そして、 一冊目は、暗記本を見ながら解く のです。これは、暗記本にまとめられている内容から正解を探す過程で、どういったものが出易いか、その単語がどういう聞かれ方、場面で出てくるのかを把握するためです。 この方法で一冊目を解き、○付け、直しをするのですが、直しの際、暗記本で参考にした部分にラインを引いたり、解説に乗っていて暗記本に載っていない内容は逆に書き込みをします。
こうして一冊目を仕上げたら、二冊目を暗記本無しで解いてみてください。意外に頭に残っていることに驚くと思います。 (地理内容全体だと広すぎるので、単元ごとにでも構いません)
この方法で二冊目をクリアしたら、夏休み以後さらに問題集のレベルをあげながら、直し段階での書き込みを増やし、自分だけの暗記本を作り上げてしまいましょう。
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15:52, Thursday, Apr 24, 2008 ¦ 固定リンク
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