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”なぜ勉強しなきゃいけないの?”と子供に言われたらどうしますか?
受験に対して、父兄の方は一生懸命なのに、お子さんが今ひとつノってくれない、そういったケースは塾講師をやっていると何度も目にします。 ”今のままではマズイと何度も話しているのに聞いてくれない”というご父兄の方の嘆きもよく聞きます。
まだ男子なら小学生ぐらいまでですと親の言うことを素直にきいてくれますが、中学生ぐらいになったら、やはり自我が出てきますから親の言うことに反発したりうるさがったりする事も多くなると思います。
しかし、それは当たり前のことです。二次反抗期の子供というのは、自我はそれなりに独立していますが視点や見えている世の中の範囲は大人よりはるかに狭いのです。 大人であれば学歴による社会での扱いの差など実感できていますが、基本的に中学生というのは学校や塾など、同世代が集う場所しか生活の空間としていません。 将来のため、といわれても実感が湧かないのです。
ですから、この年頃の中学生に進学意識をもたせるためには、 ”大人の理屈”を展開していては決してラチがあきません。 ”子供の目線”で考えなければならないのです。
もっとも良いのは、やはり夢を持たせること。 どんな職業でも良いのですが、将来やりたい!とお子さんが言い出したものがあったら、決して否定してはいけません。そのために必要なものを一緒に考えてあげて、そこに上手に勉強も必要だ、ということを盛り込んでしまいましょう。
具体的な夢なんかない(あるいは言わない)、というお子さんも多いかと思います。その場合、”夢を持ちなさい”とお説教することはナンセンスですよね。そういったお子さんの場合は、まず 世界を見せてあげる ことから始めると良いでしょう。といっても、職業体験とか見学とか、そういった露骨なことでなくても構いません。
ちょっと外部の検定を受けさせてみたり、(入る気がなくても)高校の体験授業にいかせたり、中学生が大学のオープンキャンバスを見に行っても何の不都合もありません。 ”世の中には、ちゃんと勉強頑張った上で、こうした楽しそうな生活をしている人がいる”ということを見せてあげるほうが、親が千の言葉を尽くすよりももっと具体的にお子さんの心に響きます。
言葉よりも体験を優先させ、自分で考えさせたほうが、この年頃の子供というのは意識を高めてくれるものです。
進路に関して、お子さんと口喧嘩がたえない、というご家庭の方は、視点を変えてください。言葉で言うことを聞かせるのではなく、見せて、体験させて考えさせます。
その際に、何を見せるか、何を体験させるかに心を砕くようにしましょう。例えば本人には自覚はないけど、ご父兄の方から見ると研究職に適正があるように思われるのであれば、そういった方向に繋がる学校や大学を見せることです。
体験させることでお子さんをコントロールすることは、言葉を投げかけるよりはるかに大変なことですが、それによって得られるお子さんの自覚は比較にならないぐらい高くなります。 |
22:46, Friday, Apr 25, 2008 ¦ 固定リンク
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