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社会という科目は、基本的には暗記教科です。この点はまず疑いはありません。しかし、だからといって単語帳のようにひたすら用語のみを覚えていっても、中々社会の成績は上がりません。
特に、都立入試のような、知識量よりも関連性や内容を重視するタイプの試験の場合は、その傾向はかなり強くなります。
以前、単純な暗記作業と問題演習を組み合わせることで、覚えた単語を知識に組み合わせる勉強法はご紹介しました。
しかし、暗記が苦手であったり、どうしても社会が好きになれない子の場合、その暗記作業の段階で躓いてしまいます。
そういうお子さんの場合は、まず全体像からアバウトに把握させ、次第に細かく情報を増やしていく、というトップダウン方式が良いと思います。
実際に、中学受験の小学生で、歴史がどうしても覚えられない子がいました。明治維新の後に応仁の乱が起こる、と書いてしまうような状態の子でしたが、細かい単元を個々に見るのではなく、まず全体の歴史の流れを大雑把に説明し、お話のようにその順番から納得させていったところ、最初こそ苦闘していましたが、次第に覚えていく量が増え、最終的にはかなり細かい部分まで納得して覚えることが出来ました。
地理も同様だと思います。まず世界地図に5大陸を書き込み、北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの位置から覚えさせて行きます。次にアメリカ、EU、中国等の主要単元の、ごく限られた地名や要素のみを覚えていくのです。最初のうちは、白地図が殆どスカスカでも構いません。 自分でその地図が書けるほど覚えられたら、次第に細かい要素を増やしていきます。 中学受験生なら、最初は北海道、東北、関東・・・という地方から、ですね。言葉で覚えるのではなく、地図の位置から覚えさせていきます。
公民の場合、最初の人権の歴史云々が最大のネックとなります。思い切ってそこは飛ばして、三権分立の”国会、内閣、裁判所”から始めてみましょう。三つを矢印で結んだ覚えたら次にそれぞれの権限を覚え、次第に細かい内容を追加していきます。
このように、骨組みから次第に肉付けしていくような勉強法は、受験直前には出来ないため、夏休み前の今がチャンスです。 どうしても社会が苦手なお子さんには、試してみてください。
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01:08, Thursday, May 29, 2008 ¦ 固定リンク
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