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夏休みも迫ってきました。学習面での心配も多々あるかと思いますが、この時期には精神的に落ち込む子も出やすいので、受験生ならばその点にも注意が必要です。
受験生の夏休みというのは、周囲がお休みなのに塾や勉強に追いまくられるため、子供のストレスというものは結構大きくなります。
意外に思われるかもしれませんが、受験生で日々塾通いしている子にとっては、学校が逆に息を抜く場になっているものなのです。それが無く、集中力が学校以上に要求される塾での授業が増えてしまうのが夏休みです。
大人は”学校が無いんだから・・・”と思ってしまいがちですが、塾や宿題漬けになっている子供の精神状態というものは、普段以上に気を配る必要があります。
実際、夏休みの間は気が張り詰めているものの、二学期が始まったとたんに緊張の糸が途切れてしまう子供を何人も見てきました。対応を誤ると学校生活への復帰にまで支障をきたす場合もあります。
対策としては、第一がお子さんの生活時間に気を配ることです。不規則な生活、特に睡眠サイクルの乱れはメンタル面にまで多々影響を及ぼします。兄弟がいるご家庭の場合、うるさくない深夜に勉強をするクセがついてしまいがちですが、その場合でも一定の規則性を維持して、日によって睡眠時間がバラバラ、というような状態は避けさせてください。
第二が、”気の抜ける時間”を作ってあげることです。塾のスケジュールや宿題の量などを見ると、子供が毎日どれだけの量に追われているか解ると思います。せめて一週間から十日に一日ぐらいは、のんびりとした時間を作ってやれるようにしてください。
甘やかしてよい、という意味ではありません。こうした時間を取るために早手回しでスケジュールを詰めたりしなければならないので、むしろ日々が精一杯のお子さんは抵抗するかもしれませんが、緊張のオンとオフのメリハリをつけさせるためにも必要なこと、と解って貰わなければなりません。
最後に、お子さんの様子に気を配ることです。表向き態度が反抗的だったり親に当たったりする状態というのは、実はまだ対応しやすい状態です。外部に発散する方法がある、ということですから。(年齢的にも反抗期にはそういうものですが) 一番厄介なのは、表面上平静に見えても子供が無気力に陥っていて、日々のやることを機械的にこなしているだけ、という状態にある場合です。
これを叱っても、本人の内部のモヤモヤを助長するだけの結果に終わる場合もあります。ただのサボりなら良いのですが、今まで素直にやってきた子が急に集中力が落ちたり、塾で居眠りしたりしている等の連絡があった場合には要注意です。
こういう状態の子は、自分の内面のモヤモヤを表現しきれず抱え込んでいる場合が多いので、ちょっと心の余裕が持てる時間を作ってあげて、良く話を聞いてあげるか、発散先を作ってあげる必要があります。 |
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