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2008年07月 |
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先日、某大手進学塾主催の都立高校の合同説明会に出てきました。 都立青山、西、戸山、日比谷の合同の説明会だったのですが 進学重点校に指定されているこれらの学校の取り組みの現状がよくわかり、実に興味深い内容でした。
そんな中、質疑応答の時間で、とある父兄の方が ”女子だけの大学への進学率や現役率が知りたい” という質問をされたのです。 それに対して都立の先生方は、若干戸惑いながら ”意識していませんが、あまり男女差はないはず” と答えていました。
これは、これらの都立が国立及び医学部系列を重視している、という方針を聞かれた上での質問だったのだろうと思います。 父兄の目線に立つと、やはり進学重視の共学の場合、医学部に代表される理系は男子が強い、という印象があるのでしょう。 共学の私立で、入試の合格者数をたたき出しているのが男子中心、という学校も確かにあるのも事実です。
しかし、”都立の先生がこの質問に戸惑った”という事実が、こうした理系文系の男女による差、というものが変わりつつある証拠かもしれません。つまり ”現場にいる先生達は、男女差をさほど意識していない” ということなのです。
確かに、今まで理系の学部は男子中心で女子は少ない、というのが定番でしたし、最近では男女の脳の性差というものが話題に上ったりもしています。
しかしながら、フィジカルな違い(脳の認識の仕方の違い)による差は、実際のところ中学入試までしか影響しません。高等数学になればなるほど、純粋なひらめきより女性が得意とされる多角的な把握力や論理性も重要になってきますし、実際我々が教えていても、女子だから微積分が理解できない、というようなことは一切ありません。
むしろ一つの課題をコツコツとクリアしていく点で、受験数学においては女子のほうが強い、という見方も出来ます。大学入試数学の二次試験レベルになると、”類題を解いたことがあるか”が結構重要な要素になってくるからです。
女の子だから理系は・・・とためらわずに、自分が(あるいはお子さんが)進みたい進路であれば、応援してあげるべきでしょう。また、共学を中心とした学校の現場では、性差があまり意識されなくなってきている点も、念頭においてください。
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