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東京都の学力は?
全国学力テストの結果に関して、
大阪府の某知事が大暴れしてますね^^; 
都の某知事は何も言ってませんが、東京都の順位ってご存知ですか?

実は、小学生7位、中学生30位 だそうです。
二教科平均で出した数字だそうで、参照元はこちら

47都道府県ですから、”えー?!”という感じですが、参照先の記事にも書いてあるとおり、これって”公立”の平均点を元にした順位なんだそうです。

そして、「都内では優秀層が私立に流れるため、公立の順位が中学で下がってしまう」というのが真相・・・と書いてあります。

確かに都内の中学受験の過熱状況を見る限り、納得できそうな気はしますが(でも区立中の力って全国平均以下なの・・・?と思うとちょっと凹みます)。。。しかしそれなら小学生7位、というのは?とツッコミたくなりますよね。

一斉テストの内容を見る限り、中学受験のために非人間的なぐらい勉強させられている都内の子なら、かなりの点が取れるはずです。それなのに、都内ほど中学受験は厳しくはないはずの無い東北勢(秋田は全科目トップです!)に対して後れをとる、ということは。

勉強させられている層と同じくらいの比率で、出来ない層もかなり厚い
ということにはならないでしょうか?

つまり、
”都内は出来る子と出来ない子の格差が激しい”
というある意味恐ろしい結論が導かれます。

一斉テストの結果ランキングでは、優秀な成績をたたき出していたのは東北勢でした。では東北地方の教育委員会は優秀で、某府(そして某都)の教育委員会は無能なのか?というと、私は違うと考えています。
一人一人の子の違いではなく、平均点というデータが示すもの、それは
”環境の違い”
です。

某都立の説明会で聞いた話ですが、東北の高校は入学後生徒の
(全国レベルで見た)偏差値が上昇する傾向があるそうです。
ちなみに都内は下降が当たり前。これは、早々に私立志望に切り替えて数学を捨ててしまう子が出るため、と説明されていました。

私の言う、環境の違い、とはこうした点です。
つまり、”早々に私学志望”という選択肢の広さ。そして大学の数は限りなく多く、”何となく勉強していても、ランクの合う学校がある”という状況。地方では、大学の数自体が決して多くなく、”それなり”の大学を目ざすだけでも子供達は必死にならざるをえないのだそうです。

必死で勉強している子もいれば、眉をひそめたくなるような格好で外をフラフラと出歩く子供達もいる。勉強だけが学校の目的ではない、と叫ぶ一派もいれば、塾が区立中学に参入しているような地域もあります。

”大学受験はキツイから”という理由で、第一志望でもないのに専門学校受験を決めた子も知っています。それが悪い、というわけではありません。しかし、”それでいいんだ”と思えるような環境にその子がいたのも事実です。

多様な価値観の中にいると、子供達は”何が自分にとっての当たり前なのか”を簡単に見失います。誰でもが自分だけの目的を維持しながら、その上で自発的に勉強できるほど強くなれるわけではありません。子供達ならばなお更です。

私やおそらくご父兄の方々の世代では、まだ”学生は勉強するもの、受験では必死になるもの”という空気がありました。悩み、辛いと思うものの、”みんな同じようにやっている”という感覚が周囲から受け取れたと思います。

今の都内の子達には、それがありません。
”やるやつはやる、やらないやつはとことんやらない。それでも何とかなっちゃう”
そういう雰囲気が醸成されているような気がするのです。

フリーターや専門学校を卑下するつもりや意図は一切ありませんが、それでも”大学以外の道もいっぱいあるし”と思えば、子供の意欲というものは自然とそがれます。
”ちょっと頑張れば上位の大学だって受かるのに”という子が、あっさりと受験から逃げてしまうような”雰囲気”が、都内の、特に中堅以下の高校では非常に多いと思えるのです。

区立中学も同様です。都立高校の難易度の上下の幅は異様に広がり、上位が天井知らずに伸びるなか、下位校は定員割れをおこしています。
”こんな成績でもいける学校あるし”と思えば、努力を投げ出してしまう子が出るのも、ある意味当然な気がします。

大阪府だけでなく、都内の子供達の学力も、ある意味危機に直面しているのではないでしょうか。某知事は(自身が出身である)都立上位高校の改革は指示しましたが、下位校や一斉学力テストの結果には興味が無い様子ですよね。でも、全体の雰囲気が底上げされない限り、上位層だって必ず頭打ちになります。

都内のトップ校の受験問題のレベルが、下がりつつあるというのは、もはや受験界では常識です。どう対策をとるのか、何を考え実行するべきなのか、某府と同じように、”都”の方々にも悩んで頂きたいものです。

by 宮崎 ¦ 02:37, Friday, Sep 19, 2008 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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